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おたのしみ

第17回「お芝居にトンボがでてくるのかにゃ?!」

こらむ

2021.03.01

みにゃさんこんにちはだにゃん!
ボク、歌舞伎にゃんバサダーの
かぶきにゃんたろう!

みんにゃ、歌舞伎のお芝居に“トンボ”がたくさん出てくるって、知ってたにゃん?!

歌舞伎の中でいう“トンボ”は、みにゃさんが思い浮かべる虫さんのトンボのことではなかったにゃん!!!
びっくりしたにゃん~。

歌舞伎では、戦う場面のアクションシーンのことを“立廻り(たちまわり)”と呼ぶのだけれど、その中で必ずと言ってよいほど登場するのが“トンボ”なんだにゃ!
“トンボ”とは役者さんが前転宙返りの動作をすることで、“トンボを返る”と言いますにゃん。
空中で前回り…!至難の業だにゃ!!

立廻りの中で、相手役に投げられたり、刀で斬られたりした時にトンボを返ると、すなわち「やられた~!」ということを表現しているそうだにゃ。立廻りを演じる役者さんにとっては、トンボを返ることがとっても大切で、日ごろからお稽古をすることが大事なんだそうだにゃ。勢いと、回ったときの美しさがポイントで、やっぱり歌舞伎は美しい様式美(ようしきび)を大切にしているんだとわかるにゃん。

そして、にゃんと歌舞伎座の楽屋の中には“トンボ道場”という、トンボをお稽古する場所があるんだにゃ!ボクも時々見学に行くけれど、役者さんたちが一生懸命トンボを返る練習をしていて、とってもかっこいいのにゃ~!

やっぱり何事も技術を磨くためにはお稽古が大切だよにゃん。
さて、ボクも本日の自主お稽古に行ってまいりまするにゃん~!!