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おたのしみ

第23回「『鰯賣戀曳網』を紹介するにゃ!」

こらむ

2021.05.24

みにゃさんこんにちはだにゃん!
ボク、歌舞伎にゃんバサダーの
かぶきにゃんたろう!

ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みんにゃに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月1週間ずつ(新作は3週間だにゃ)、映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
ボクは毎月1作品ずつシネマ歌舞伎をこらむで紹介していますにゃん♪

今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、6月4日(金)~24日(木)まで上映が予定されている、『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)』だにゃ!にゃんとこの作品は、初めてシネマ歌舞伎として登場する作品なんだにゃあ!

『鰯賣戀曳網』は、あの三島由紀夫が書いた作品で、最高にハッピーな恋物語として人気の演目だにゃ★
平成21年1月に歌舞伎座さよなら公演で上演された舞台が、今回シネマ歌舞伎に初登場するんだにゃ。
坂東玉三郎が、数々の舞台をともにした中村勘三郎とのエピソードや、歌舞伎を通じて交流のあった三島由紀夫との思い出を語る、シネマ歌舞伎でしか見られない特別インタビューも映画館でみられるにゃん♪

それではボクが、あらすじをご紹介しますにゃん!
主人公で鰯賣の猿源氏(さるげんじ)は、前に五條橋というところでで見かけたことのある、傾城(けいせい)の蛍火(ほたるび)さんに一目ぼれしてしまいましたにゃん…!
蛍火が素敵で美しくて、思えば思うほど好きになってしまった猿源氏。いつもは元気な声で「鰯買うえい~!(鰯買ってくださいにゃん~!という意味だにゃ)」と鰯を売り歩いていましたが、恋の病にかかってしまい自慢の売り声にも力が入らなくなってしまいましたにゃん。。。

そこで、猿源氏のお父さんである海老名なあみだぶつがナイスアイディアを考案!猿源氏に大名になったふりをさせて、博労(ばくろうと読むにゃ。牛や馬の仲買人をする人だにゃ)の六郎左衛門(ろくろうざえもん)に家老のふりをさせて、蛍火に会いに行く計画を立てますにゃん♪
蛍火がいる廓(くるわと読みますにゃん。遊郭のことだにゃ。)を訪れた猿源氏。だいすきな蛍火に会えて猿源氏は幸せいっぱい!上機嫌でたくさんお酒を飲んで酔っ払てしまって、蛍火の膝の上で寝てしまいましたにゃん。そうしたらにゃんと!寝言で鰯を売るときのセリフ「鰯買うえい~!」を言ってしまって…それを聞いた蛍火さんは正体を問い詰めますにゃん。焦る猿源氏!!
さぁて、その先はどうなるのでしょうかにゃん?!

はぁ~!このままじゃ鰯売りだってことが蛍火さんにバレちゃうにゃん?!猿源氏どうするんだろうにゃん?!
ドキドキするけれど、つづきは映画を観てのお楽しみだにゃん★

中村勘三郎と坂東玉三郎の息の合った掛け合いから、幸福な結末へと誘う花道の引っ込みまで「三島歌舞伎」の名作をスクリーンでぜひお楽しみくださいにゃん。

詳細はコチラのHPをみてにゃん!