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おたのしみ

第40回「シネマ歌舞伎『楊貴妃』を紹介するにゃ!」

こらむ

2022.01.17

みにゃさんこんにちはだにゃん!
ボク、歌舞伎にゃんバサダーの
かぶきにゃんたろう!

ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みんにゃに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月1週間ずつ、映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
ボクは毎月1作品ずつシネマ歌舞伎をこらむで紹介いたしますにゃん♪

今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、2月 4日(金)~2月10日(木)まで上映が予定されている、『楊貴妃』だにゃ!そう!みにゃさんご存知の、あの中国の楊貴妃がテーマの作品ですにゃん。

舞台は中国の唐の時代。中国がとっても栄えて中央アジアにまで領土を広げるほどの隆盛を極めた時代ですにゃん。
6代皇帝の玄宗皇帝は、”傾国の美女”と称される楊貴妃を妃にしましたが、楊貴妃は玄宗皇帝よりも早く亡くなってしまうのですにゃん。
亡くなった楊貴妃への思いが忘れられない玄宗皇帝は、楊貴妃の魂を探すように方士(ほうし、と読みますにゃん。方術すなわち神仙を行う修行者のことですにゃん。)に命令しましたにゃん。
方士が蓬莱山(ほうらいさん)の宮殿で楊貴妃の魂を呼び出すと、生前と変わらない大変美しく幻想的な姿で現れる楊貴妃。そこで楊貴妃は、永遠の愛を誓い合った玄宗皇帝との思い出の数々を思い返しながら、美しく儚く舞うのですにゃん。はぁ、素敵ですにゃん。。。

今回楊貴妃を演じているのは、現代歌舞伎の女形を代表する歌舞伎役者である坂東玉三郎さんですにゃん。強く、美しく、儚い楊貴妃の物語を玉三郎さんならではの世界観で表現しますにゃん。
玉三郎さんがご自身で編集と監修を担当して作品づくりに参加して、生の舞台とはまた違う、映像作品の特性を生かした本編に仕上がっていますにゃん。より一層濃密に、楊貴妃の美しさや気品を感じられるようになっているのにゃん~。
玉三郎さんの指先まで美しい所作に、惚れ惚れしちゃうのにゃん~///

作品をより深く理解して、また十分に楽しめるように、にゃんと、深淵な空気が漂う京都・樂家の茶室や歌舞伎座の中などで撮影した特別映像も収録されているのにゃん!歌舞伎ファンのみにゃさんは、必見だにゃ!

そしてこの作品は、豊臣家最期に直面する淀の方(よどのかた)と息子秀頼の強い絆を描いた作品「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」と同時上映!
盛りだくさんの月イチ歌舞伎、詳細はこちらをチェックしてにゃん!

さて、2021年度の月イチ歌舞伎のご紹介は今回のこらむが最後だにゃん!
みんにゃと歌舞伎のことをもっと知ることができて、とってもたのしかったにゃん♪
これからも、ボクはシネマ歌舞伎ならではのおもしろさを映画館でたのしみたいと思いますにゃん!みにゃさんも、いろんな方法で歌舞伎をずっとずーっと楽しんでいってくれたらうれしいにゃん!