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おたのしみ

第62回「シネマ歌舞伎『鰯賣戀曳網』を紹介するにゃ!」

こらむ

2023.07.17

ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、
「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みにゃさんに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
ボクは上映されるシネマ歌舞伎をこらむで紹介いたしますにゃん♪

今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、
7月28日(金)~8月3日(木)上映の『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)』だにゃ!

お話の始まりはこんな感じにゃん。
「鰯賣の猿源氏は五條橋で見かけた傾城蛍火に一目惚れ。恋の病にかかり自慢の売り声にも力が入らない。
そこで猿源氏の父・海老名なあみだぶつは猿源氏を大名に仕立てて蛍火のいる揚屋へ向かうことを提案する。
そしてついに蛍火と再会し、夢見心地で盃を交わす猿源氏だったが…。」

シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリから解説の一部をご紹介するにゃんっ!
物語の主人公・猿源氏が登場した時の解説だにゃ。
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たこ柄のはんてんに 着物は中村屋にちなんだ中村格子。
歌舞伎に出てくる病人は、よく紫色の鉢巻きを頭の左に結んでいます。
紫ならぬ桃色の鉢巻きを撒いた猿源氏も、心ここにあらずといった様子で。
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お衣裳にも、お家に関連する柄が使われることってよくあるんだにゃ~
猿源氏を演じる勘三郎さんの屋号は「中村屋」。
「中」と「6本の線」と「ら」で「中村屋」を表す中村格子はぜひ映像で観てみてほしいにゃんっ!
病気の人がつける紫色の鉢巻「病鉢巻(やまいはちまき)」は、歌舞伎の約束事の一つにゃ。
今回は恋わずらいだから桃色なのかにゃ?猿源氏の恋はどうなるのかにゃ?
続きは映画館で観てにゃん♪

こんにゃふうに衣裳や歌舞伎の約束事もこともしっかり教えてくれるイヤホンガイド。
ぜひシネマ歌舞伎と一緒に楽しんでみてにゃっ!

★アプリのダウンロード・使用方法はコチラ
★『鰯賣戀曳網』上映についてはコチラ