第82回「シネマ歌舞伎 『人情噺 文七元結』を紹介するにゃ!」
こらむ
2024.10.21
ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、
「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みにゃさんに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
ボクは上映されるシネマ歌舞伎をこらむで紹介いたしますにゃん♪
今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、
11月1日(金)~11月7日(木)上映の『人情噺 文七元結(にんじょうばなし ぶんしちもっとい)』だにゃ!
お話の始まりはこんな感じにゃん。
「腕は立つし、人もいい左官の長兵衛は、困ったことに大の博打好き。
見かねた娘のお久は、吉原に身を売る決意をします。
事情を察した妓楼の女房・お駒は、長兵衛を諭し、50両の金を貸し与えるが、その帰り道…。」
シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリから解説の一部をご紹介!
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(吉原の妓楼「角海老」の女房・お駒との話を終え帰ろうとする長兵衛)
かしこまり、ずっと正座をしていた長兵衛。立ち上がろうとしますが…。
足がしびれて立ち上がれない…。
奥より、遣り手のおかく 中村勘之丞 が出てきて、さすろうとするも長兵衛の足のしびれは痛くて限界。
ホロリと深刻な場面から一転させてしまう、長兵衛という人物像を浮き彫りにさせるひとコマ。~
~この足の痺れは、初演した五代目尾上菊五郎が病で足が不自由だったことから設定した演出でしたが、それが型として今日まで伝わっております。
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歌舞伎には演じる際の決まった形、「型」があるんだにゃ。
長い長い歴史のなかで、たくさんの俳優さんたちの工夫が詰まってるにゃん!
「文七元結」のこの場面の演出にはそんな由来があったんだにゃあ~
こんな風に、知ればもっと面白くなる解説がたっぷりの「シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリ」ぜひ使ってみてにゃ!
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