000%

おたのしみ

第90回「シネマ歌舞伎 『蜘蛛の拍子舞/身代座禅』を紹介するにゃ!」

こらむ

2025.06.02

ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、
「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みにゃさんに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
ボクは上映されるシネマ歌舞伎をこらむで紹介いたしますにゃん♪

今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、
6月13日(金)~19日(木)上映(東劇は延長あり)の『蜘蛛の拍子舞/身替座禅』(くものひょうしまい/みがわりざぜん)だにゃ。
2本立てのうち、『蜘蛛の拍子舞』を紹介するにゃ。

お話の始まりはこんな感じにゃ。
「主を失い荒れ果てた空御所に現れるという物の怪をさがしに来た源頼光。
そこへ美しい女性が突如現れ、艶やかな踊りを見せます。
しかし、彼女の正体は、恐ろしい女郎蜘蛛の精だったのです…!」

シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリから解説の一部をご紹介!
本作は、歌舞伎の醍醐味を堪能できる、古風でスケールの大きな舞踊劇。
「押戻(おしもどし)」とはなんだにゃ?わかりやすく解説してくれるにゃん。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
勇ましい姿で現れたのは、怨霊や妖怪の行く手を阻む、押戻という役どころ。
左右に首を振る五つ頭は力の表現です。
金時の赤い隈取は正義や勇気、若さを象徴します。
髪に結んだ白い力紙や、綱のような仁王襷は、荒事という豪快な演技を象徴するこしらえです。
金時は、蜘蛛の精を花道から本舞台に押し戻しました。
舞踊の幕切れに登場する押戻ですが、押戻までつくのは いってみればフルコースで、大変豪華な構成といえます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「押戻」「荒事」のように歌舞伎ならではの演出・役どころを覚えていると、歌舞伎がもっと面白くなるにゃん♪

こんな風に、古くからの決まりごともわかりやすく解説してくれる「シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリ」ぜひ使ってみてにゃん!
他にもいっぱい解説してくれるにゃ~♪

★アプリのダウンロード・使用方法はこちら

★『蜘蛛の拍子舞/身代座禅』上映についてはこちら