第94回「シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』を紹介するにゃ!」
こらむ
2025.09.15

ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みにゃさんに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
上映されるシネマ歌舞伎をこらむで紹介いたしますにゃん♪
今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、
9月26日(金)~10月16日(木)上映(東劇は延長あり)の新作『源氏物語 六条御息所の巻』(げんじものがたり ろくじょうのみやすどころのまき)だにゃ。
お話のはじまりはこんな感じにゃ。
「時は平安の世。光源氏との子を身籠る葵の上は、謎の病に臥しています。物の怪や生霊による祟りを疑い、左大臣と北の方は比叡山の僧に修法を行わせます。すると、護摩を焚く僧が煙の中に感じ取ったのは、賤しからざる身分の女の気配…。
光源氏は、美しく、品格と教養を持ち合わせた愛人・六条御息所のもとを訪れます。花見や連れ舞に興じ、久方ぶりの再会を喜ぶ二人。宮中の忙しさゆえの疎遠を詫びる光源氏でしたが、六条御息所は葵の上やその懐妊を嫉み、詰ります。光源氏が堪えかねて屋敷を去ると、六条御息所は悲しみに暮れ、次第に嫉妬に狂って…」
シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリから解説の一部をご紹介!
本作の見どころのひとつでもある光源氏と六条御息所の二人の連れ舞。
使用されている歌の歌詞について解説してくれるにゃん。
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「春の夜の夢ばかりなる 手枕に かひなくたたむ 名こそ惜しけれ」
春の夜の夢のような、戯れの手枕を借りてしまって、浮き名や噂が立ってしまったら、悔しいではありませんか。
周防内侍の和歌で、百人一首にも入っている名歌です。
若い光源氏と、思いがけず恋に落ちてしまった御息所の心がうかがえます。
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歌の歌詞が、恋に思い悩む六条御息所の心情と紐づいているのにゃ~。
新作シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』の主演・六条御息所を勤め、監修も行った坂東玉三郎さん。本編冒頭で本作の解説をしてくれているにゃん♪
玉三郎さんの解説に加え、「シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリ」も使って、『源氏物語 六条御息所の巻』の世界をより深く楽しんでみてにゃ~ん!
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