第95回「シネマ歌舞伎『刺青奇偶』を紹介するにゃ!」
こらむ
2025.10.06

ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、
「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みにゃさんに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
ボクは上映されるシネマ歌舞伎をこらむで紹介いたしますにゃん♪
今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、
10月17日(金)~23日(木)上映(東劇は延長あり)の『刺青奇偶』だにゃ。
「いれずみちょうはん」って読むんだにゃん!
お話の始まりはこんな感じにゃ。
「生来の博打好きで江戸を追われた半太郎は、身投げした酌婦のお仲を救う。
こうして半太郎とお仲は夫婦となるが、半太郎は博打を止められない。
やがて死病に罹ったお仲は半太郎の行く末を心配し、博打を止めて欲しいと願って半太郎の二の腕に骰子(サイコロ)の刺青を彫るが…。」
シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリから解説の一部をご紹介!
本作は、悲しい男のお話。当時の江戸の風習について解説してくれるにゃん。
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半太郎が一つの土地に長くいないのは、「凶状持ち」だからでした。
罪を犯し役人に追われているのです。
博奕打が修行のため諸国を渡り歩くのを「楽旅」といい、罪を犯しての逃避行を「急ぎ旅」といいます。
犯罪者であっても、土地の親分に仁義をきれば、一宿一飯の恩にあずかれました。
が、その仁義は楽旅とは違うものでした。
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この作品は、戦前戦後を通じて小説、戯曲で数多くの名作を残した、長谷川伸の代表作ですにゃん!
ちょっぴり大人なお話だけど、はらはらどきどきする物語の結末をぜひ「シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリ」使ってみて観てみてにゃ!
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