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おたのしみ

第96回「シネマ歌舞伎『京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』を紹介するにゃ!」

こらむ

2025.11.03

ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、
「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みにゃさんに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
ボクは上映されるシネマ歌舞伎をこらむで紹介いたしますにゃん♪

今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、
11月14日(金)~20日(木)上映(東劇は延長あり)の『京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』(きょうかのこむすめごにんどうじょうじ/ににんわんきゅう)だにゃ。
2本立てのうち、『京鹿子娘五人道成寺』を紹介するにゃ。

お話の始まりはこんな感じにゃ。
「桜の花が満開に咲く紀州の道成寺。
鐘供養のためにお寺を訪れた白拍子の花子が艶やかな踊りを披露します。
しかし、花子の形相がみるみる変わり、ついにはヘビに…!
実は花子は、叶わぬ恋の恨みを抱える亡霊だったのです__。」

シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリから解説の一部をご紹介!
本作は、古くから伝わる「安珍清姫伝説」をテーマに舞踊化された作品。ところどころにちりばめられているお能の要素について解説してくれるにゃん。
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小鼓にあわせて右足のつま先を、左右に振ったり、引いたりするのは乱拍子とよばれるところで、能の「道成寺」で前シテの白拍子がみせる特殊な足遣いを模しています。

大鼓(おおつづみ)と笛が加わり、早いテンポで舞う、急の舞に入ります。
歌舞伎の道成寺は、能の「道成寺」を原作としています。
長唄の謡いガカリにはじまり、乱拍子と急の舞をみせる、ここは音楽、所作ともにお能のエッセンスを凝縮したところです。
中啓の柄が、赤地に牡丹なのも能の「道成寺」をふまえてのこと。
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このように、イヤホンガイドアプリでは歌舞伎のことだけでなく、関連する要素を幅広く解説してくれるにゃ!
また、本作は舞台映像やインタビューなどのシネマ歌舞伎だから観られる特別映像も収録!
「シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリ」使ってぜひ楽しんでみてにゃん♪

★アプリのダウンロード・使用方法はこちら

★『京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』上映についてはこちら