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おたのしみ

第1回「見得ってなんだにゃ?」

こらむ

2020.07.20

みにゃさんこんにちは!
歌舞伎にゃんバサダーのボク、
かぶきにゃんたろう!

これから歌舞伎の面白いこと、ハテナ?なこと、いろーんなことをこのコラムでお話ししていきますにゃ!
ボクと一緒に歌舞伎のいろんなことを知って、たのしんでもらえたらうれしいにゃん。

 

まず初めは「見得」について!
みんにゃは、「見得」って知ってるにゃん?

見得っていうのは、歌舞伎役者さんがお芝居の中で、ポーズを決めてお客様の注目を集めることなんだにゃ!
ポーズを決める時は、身体全体にいーっぱい力をみなぎらせて、グググッとにらんで見得を切るのにゃ!
見得をするときは、「切る」という言葉を使うんだにゃ。
「見得をする」とは言わずに、「見得を切る」と言いますにゃん。

見得という演技そのものは、1688年から1703年頃の元禄という時代にはすでに存在していたらしいにゃ。でもその起源については諸説あるそうだにゃ。
ずいぶん昔から、歌舞伎役者さんたちは見得を切っていたんだにゃあ〜。

ちなみに歌舞伎役者さんが見得を切るときには、附け打ちが「バッタリ!」と附けを打ってくれますにゃん。
附け打ちさんは舞台の上手(右側)の舞台面(ぶたいっつら)に座っているんだにゃ。
タイミングよく附けを打つ、プロフェッショナルだにゃ!