第2回「隈取ってなんで顔にたくさん線をかくんだろうにゃ。」
こらむ
2020.08.03

みにゃさんこんにちはだにゃん!
ボク、歌舞伎にゃんバサダーの
かぶきにゃんたろう!
「歌舞伎!」というと“隈取”を思いう浮かべるみんにゃも多いのではにゃいですか?
ボクも歌舞伎の隈取はカッコよくてだいすきにゃん!
隈取って、なんでお顔にあんなにたくさん線を描いてるのか知ってるにゃん?
実は、、、
あの“線”は、お顔の筋肉や血管を描いているんだってにゃあ!!
しかも隈取には使われる色によってお約束があるんだってにゃ。
色ごとに役の性格が変わるっていうお約束にゃん。
赤色の隈取は善人(行いのただしい人)、青の隈取は悪人(悪いことをする人)、茶色の隈取は妖怪(おばけ!)って、決まってるんだにゃ!
そして、隈取には種類があるんだにゃ。
「筋隈(すじぐま)」「むきみ隈(むきみぐま)」「公家荒(くげあれ)」「猿隈(さるぐま)」、、、
ほかにももっと種類があるんだにゃ。
それで、どの役がどの隈取をするのかは決まってるんだにゃ!
だから、「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」に出てくる助六さんはむきみ隈!
「車引(くるまびき)」に出てくる梅王丸さんは筋隈!!って、決まってるんだにゃあ~
お芝居を見るときに、隈取だけでもその役がどんな役なのか、想像することができるのはおもしろいにゃ。
お芝居をたのしむポイントのひとつですにゃん♪