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おたのしみ

第4回「歌舞伎の衣裳」

こらむ

2020.08.31

みにゃさんこんにちはだにゃん!
ボク、歌舞伎にゃんバサダーの
かぶきにゃんたろう!

歌舞伎の舞台といえば、もちろん役者さんの演技が見どころだけど、その役者さんが身に着けている歌舞伎衣裳も大注目なんだにゃ!
豪華な衣裳が、歌舞伎の舞台をひときわ華やかに彩っているんだにゃあ~

歌舞伎の衣裳は、役ごとにバリエーションもたくさんあって、見ているだけでワクワクしちゃうにゃん!
でも、着てみるととっても重いんだってにゃ~。役者さんがボクに教えてくれた時は、とっても重い花魁(おいらん)の衣裳で、全部着ると28キロくらいの重さがあるって教えてもらったことがあるにゃん。
ボクがそんなに重い衣裳を着たら、つぶれちゃうにゃん。。。

 

そんな重い衣裳が多い歌舞伎衣裳だけれど、舞台でカッコよく素敵に見えるように形をデフォルメしたり、役者さんが動きやすいように形や縫い方を工夫したりしているんだってにゃ。
あとは、普通のみんにゃのお洋服では考えられないくらい原色(赤色とか青色とか黄色)を多く使っていて、色使いも大胆なんだにゃ!

でも、なんでも自由というわけではないんだにゃ!
この演目のこの役はこの衣裳、という風にだいたいの決まりがあるんだにゃ。つまり、役者さんが自分の好みで自由に衣裳を選んでいるわけではなくて、役ごとに約束事があって、それに従って衣裳を選んでいるんですにゃ!

 

例えばこれは「藤娘」という演目の衣裳だにゃ。
藤の精(妖精さんだにゃ)がこの衣裳を着て登場するんだにゃ。
ちゃんと藤のお花が刺繍で表現されていて、とっても華やかで美しいにゃん♪
ボクもいつか着てみたいにゃん~