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おたのしみ

第6回「男の人の役は立役ですにゃ!!」

こらむ

2020.09.28

みにゃさんこんにちはだにゃん!
ボク、歌舞伎にゃんバサダーの
かぶきにゃんたろう!

前回のコラムでは女の役を演じる役者さんのこと、“女形”さんについてお話ししたけど、
今日は男の役を演じる役者さんのことをご紹介しますにゃん!

その名も、“男形”!!!!!
、、、ではなく、実は男の役を演じる役者さんは“立役”(たちやく)と言いますにゃ!

なぜ立役なんだろうにゃ、、なぜ男形じゃないんだろうにゃ???

役者さんに聞いてみたら、立役の語源は、
お芝居の中で座って音楽を演奏している“地方”(じかた)に対して、立って動作をする役者さんのことを“立方”(たちかた)と呼んだことが始まりだそうですにゃ!
ほぇ~、ボクも初めて知りましたにゃん。

みんにゃはどんな立役さんが好きですかにゃ?
豪快で勇壮な立役?イケメンで爽やかな立役?それともわる~いニオイがするけどとってもカッコいい立役??
、、、ボクはやっぱり二枚目(にまいめ)になりたいにゃ!!!

あ、みんにゃ、二枚目の意味はわかるかにゃ?
“二枚目”と呼ばれる立役さんは、男女の色恋を演じたり特に女性の人気を取る役柄で、いわゆる美男子さんのことだにゃあ~♪
舞台に出てくるとお客様の目がハートになっちゃう、そんな素敵な役者さんだにゃ!
でもみんにゃなんで美男子の役者さんが二枚目っていうか知ってるにゃん?
答えは、江戸時代の芝居小屋に掛けられた看板で、いつも2枚目に並べられる看板が若くて魅力的な立役さんという決まりがあったから、そこから転じて、“二枚目”という呼び方になったんだにゃ!

ボクもばっちりカッコいい二枚目になれるように、お稽古がんばらなきゃだにゃ!!