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おたのしみ

第33回「シネマ歌舞伎 『ふるあめりかに袖はぬらさじ』を紹介するにゃ!」

こらむ

2021.10.11

みにゃさんこんにちはだにゃん!
ボク、歌舞伎にゃんバサダーのかぶきにゃんたろう!

ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みんにゃに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月1週間ずつ、映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
ボクは毎月1作品ずつシネマ歌舞伎をこらむで紹介いたしますにゃん♪

今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、10月22日(金)~10月28日(木)まで上映が予定されている、シネマ歌舞伎の『ふるあめりかに袖はぬらさじ』だにゃ!

この作品、有吉佐和子という作家さんが手掛けた作品で、実は歌舞伎として上演される前に名古屋の中日劇場で杉村春子という女優さんが主役を勤めて上演されたんだにゃ。昭和47年に初演されたのち、今回主役を勤めている坂東玉三郎が、昭和63年に杉村春子の当たり役となっていた主役のお園役を引き継いだそうだにゃ。役者さんによって大切に引き継がれていく作品が、今回はシネマ歌舞伎で見られる、ということだにゃ!

平成19年12月の歌舞伎座公演でついに歌舞伎として初上演されて、坂東玉三郎をはじめ中村勘三郎や坂東三津五郎など豪華キャストで上演された公演が今回はシネマ歌舞伎として上映されますにゃん♪

お芝居の時代は幕末ですにゃん。開港してから間もないころの横浜の遊郭「岩亀楼(がんきろう)」が舞台となっていますにゃん。尊王攘夷(そんのうじょうい)の風潮が強かった頃、岩亀楼ではあるひとりの遊女が自ら命を絶ってしまうのだけれど、あるかわら版をきっかけにその遊女は攘夷派の英雄になり、主役のお園がその流れに一役買っていくのでありますにゃん。。。激動する社会のなかで生き抜く人々の姿が描かれていますにゃん。

この作品は歌舞伎として上演されたけれど、時代背景から衣裳が洋服だったり、いつもの古典歌舞伎とはまたちがう作品になっていますにゃん。歌舞伎役者さんって、いろんなお芝居ができるところも、ボクは憧れるのにゃん~。

シネマ歌舞伎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の詳細は、こちらをチェックしてにゃん♪