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おたのしみ

第36回「シネマ歌舞伎『刺青奇偶』を紹介するにゃ!」

こらむ

2021.11.22

みにゃさんこんにちはだにゃん!
ボク、歌舞伎にゃんバサダーの
かぶきにゃんたろう!

ボクは歌舞伎にゃんバサダーのお役目を果たすべく、「月イチ歌舞伎」のアンバサダーに就任して、みんにゃに歌舞伎の魅力をお伝えしていますにゃん!
毎月1週間ずつ、映画館でシネマ歌舞伎を上映している「月イチ歌舞伎」。
ボクは毎月1作品ずつシネマ歌舞伎をこらむで紹介いたしますにゃん♪

今回みにゃさんにご紹介するシネマ歌舞伎は、12月3日(金)~12月9日(木)まで上映が予定されている、シネマ歌舞伎の『刺青奇偶』だにゃ!いれずみちょうはんって読みますにゃん。

生来の博打好きで江戸を追われてしまった半太郎は、人生に絶望して毎日が苦しく仕方がないと身投げしたお仲を偶然救いますにゃん。不幸続きの人生を送ってきたお仲は、本当の親切心で自分を救ってくれた半太郎のこころの美しさに胸を打たれて、生まれて初めて会った男らしい男、半太郎の後を追っていきますにゃん。
こうして半太郎とお仲は夫婦となったのだけれど、半太郎はもともと好きだった博打をやめることができませんにゃん。。。やがて大病にかかってしまい余命わずかとなってしまったお仲は、半太郎の今後の生活を心配して、博打を止めて欲しいとお願いしますにゃん。そして、半太郎の二の腕に「もう博打はしないで」と、サイコロの刺青を彫るのだにゃん。
お仲の強い気持ちに涙して博打をやめた半太郎でしたが、もうすぐ病気で亡くなってしまいそうなお仲に、最後に良い思いをさせるためにお金を集めようと、なんとまたしても博打に出かけてしまいますにゃん。
ところが出かけた先で難癖をつけ、叩き出されてしまう半太郎。そこへ、鮫の政五郎親分から意外な話を持ちかけられ、お仲のために、政五郎親分との命を懸けた勝負に挑むことになるのだにゃん…!
ハラハラどきどきするお話の結末は、ぜひ映画館でチェックしてにゃん。

このお話は、戦前戦後を通じて小説、戯曲で数多くの名作を残した、長谷川伸の代表作ですにゃん。2008年4月歌舞伎座にて、半太郎に勘三郎、お仲に玉三郎、そして鮫の政五郎に仁左衛門というとても豪華な配役で上演された際の収録映像だにゃ。

しんみりと心に染み入る刺青奇偶の世界を、大きなスクリーンで味わって頂きたいのにゃん♪
詳細はこちらをチェックしてにゃん!