株式会社サンリオ
かぶきにゃんたろう
担当デザイナー
インタビュー

ボクをうみだしてくれた奥村先生に
突撃インタビューして
みましたにゃん♪

しつもん:かぶきにゃんたろうができたきっかけを教えてください。
かぶきにゃんたろうは日本の伝統芸能×サンリオキャラクターという唯一無二のキャラクターだと思うのですが、「歌舞伎座にいる猫」というストーリーはどのような背景から誕生したのでしょうか?

奥村さん:歌舞伎座のキャラクターを作りたいというお話をいただき松竹㈱のご担当の方に過去制作したイラストをお見せしたところ、そこにいた猫のキャラクターへ良い反応をいただきました。そのキャラクターは猫が戦国武将になっているキャラクターだったのですが、それをきっかけにチームメンバーの猫好きトークで盛り上がり、また更に「過去、三代目の歌舞伎座に猫が住みついていたことがある」というお話を伺いまして、「では猫のキャラクターにするしかないよね」ということで方向性が決まりました。

しつもん:かぶきにゃんたろうを生み出す上でこだわった点などあれば教えてください。

奥村さん:歌舞伎を幅広い層に知ってもらうためのキャラクターとして、親しみがもてるようにという部分を特に意識しました。丸いころんとしたフォルム、ふんわりしたタッチで表現をしています。輪郭をふわふわさせたのが特にこだわった点です。

しつもん:「歌舞伎」要素を入れるうえでこだわったポイントを教えてください。
また、これがかぶきにゃんたろうだ~!とデザインの決め手になったポイントがあれば教えてください。
また、オスの三毛猫以外にもアイデアはあったのでしょうか?

奥村さん:歌舞伎要素をどう入れるかは、正直とても悩みました。歌舞伎衣裳の本などを見たりしましたが、衣裳を着せてしまうと猫らしさがなくなってしまうので、そのままの姿にしたい、という思いがあって…。そこで思いついたのが、「配色で定式幕を表現すること」と「弁慶がつけているような大きなタスキ」でした。特に配色に関しては、ぱっと見で“歌舞伎”ということが伝わるようにどうしたら良いか考えたときに、三毛猫の毛の色が定式幕カラーなことに気が付き、イメージが膨らんでいきました。またオスの三毛猫はとても珍しくて福を呼ぶと言われていること、幅広い人に好きになってもらうために男の子キャラクターの構想をしていたこともあってこれはオスの三毛猫とするしかないなと思いました。

しつもん:実はここで初めて明かす、かぶきにゃんたろうの秘密などあれば教えてください。

奥村さん:実はかぶきにゃんたろうは初めの頃から表情のバリエーションが沢山ありました。かぶきにゃんたろうは好奇心旺盛でやんちゃな性格なので、表情豊かにしたほうが、より性格が伝わりやすくなると思ったんです。

しつもん:かぶきにゃんたろうの魅力は、ズバリ…!

奥村さん:くりんとしたお目目と、ピンクの肉球です!特に目に関しては、猫らしさを大事にしたくて、ぱっちり大きく丸くしました。実はサンリオキャラクターには珍しい部分でもあり、そこが一番の魅力かなと思っています。手の大きさやフォルムも松竹㈱のご担当の方と相談しながらひとつずつ決めていき、今の姿になりました。

しつもん:5年の間で、かぶきにゃんたろうに対する反響で意外だったもの/ことがあれば教えてください。

奥村さん:実は最初のイメージから大きくは変わっていないんです。ただ、だんだんサンリオキャラクターっぽくなってきたなぁとは思っています。最初は「歌舞伎」というところからスタートしたので、ポーズも歌舞伎を意識したものが多かったのですが、今では色々なポーズが増えてきました。具体的に言うと、マスク等のアイテムをつけてもキャラクターとして成立していると思っていて、かぶきにゃんたろうらしさがブレないところこそサンリオキャラクターらしい部分だと思っています。幅広く皆さんに愛していただけるようになってきてとても嬉しいです。

しつもん:かぶきにゃんたろうのツイッターを見ているところころ変わる表情が印象的です。お気に入りの表情はありますか?
また特に記憶に残っているツイートなどもあれば教えてください。

奥村さん:私は節分の鬼のコスプレシリーズがとてもかわいくて好きです。無邪気にはしゃぐ姿が「こども」って感じがしてたまらないですよね。にこにこの笑顔やくったくのない姿がツイッターでも好評なのも嬉しいです。生活している中で色々なことを体験して楽しんでいたり、例えばひな人形やクレヨンなど自分のものを大事に扱っていたりと、日々かぶきにゃんたろうが自然とやっていることが、ファンの皆さんにもしっかり伝わっているのかなと思っています。個人的には絶妙にお行儀の良いところも好きなポイントです。

しつもん:かぶきにゃんたろうのグッズでお気に入りのものはありますか?あったらいいなと思うグッズがあれば教えてください。

奥村さん:だっこぬいぐるみがお気に入りです!サイズ感と抱き心地がなんだか落ち着くんですよね。あったらいいなぁと思うのは、クッション、肉球の形をしたマシュマロ、メルヘン工房のお名前ホルダーです。

しつもん:サンリオピューロランドで上演されているKAWAII KABUKIにはかぶきにゃんたろうも映像出演していますが、お話で好きなところを教えてください。

奥村さん:キティちゃんが鬼退治をするのではなく「みんななかよく」で鬼とも仲良くなろうとするところがとても好きです。キティちゃんのまっすぐな心と、賛同するメンバーたちのおもいやりに感動します。かぶきにゃんたろうも映像で登場するので是非注目してほしいです!

しつもん:歌舞伎の舞台でかぶきにゃんたろうにやってほしい演目はありますか?

奥村さん:『勧進帳』の弁慶のように、花道で六方を披露してほしいです。

しつもん:現在かぶきにゃんたろうは、歌舞伎にゃんバサダーとして歌舞伎の魅力を発信していますが、ゆくゆくこんなことをしてほしいな!という願いはありますか?

奥村さん:歌舞伎座の舞台にあがってほしいです!『KAWAII KABUKI ~ハローキティ座の桃太郎~』のようにお子様や初心者の方が歌舞伎の入り口として見られるような、そんな演目で舞台に上がれたら素敵ですよね。

しつもん:かぶきにゃんたろう&ファンの方々に一言お願いします!

奥村さん:いつもかぶきにゃんたろうのことを応援してくださりありがとうございます。おちゃめでちょっとつかみどころが無く、つい追いかけてしまいたくなるところがかぶきにゃんろうの可愛さであり、魅力ではないかと思っています。これからもそんなかぶきにゃんたろうを応援してくれたら嬉しいです!

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5周年記念
特別むーびー

みにげーむ

Q1

歌舞伎の特殊なお化粧方法である「隈取」。その隈取はお顔の筋肉や血管を描いているんだにゃん。

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Q2

「梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)」という演目で、主人公の新三が言うセリフ『雨に降られて困るというから、おれが下駄まで買ってやって、ここまで一緒に入れて来たのは、この新三の達引だ!』の達引は「やさしさ」という意味なのですにゃん。

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Q3

歌舞伎で出てくる「二世の固め」という言葉。「にせのかため」と読むんにゃけど、その意味は「結婚する」なのにゃん。

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Q4

歌舞伎の色といえば定式幕カラーにゃ!その定式幕は黒色・橙色・萌黄色の3色で構成されていますのにゃん。

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Q5

歌舞伎におけるお化粧は「歌舞伎らしさ」を引き出すとっても大切なポイント!お化粧のしかたによってさまざまな人物を表現していますのにゃ。その中でも、白粉で顔を一面白く塗ることから「白塗り(しろぬり)」と言われるお化粧は、基本的に美人を設定したものですにゃん。

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Q6

花道の七三にはセリ(舞台の一部が上下する舞台機構のこと)があって、それは「すっぽん」と呼ばれているんにゃけど、その由来は、役者が花道の下からせり上がってくる演出が生き物のスッポンが首を出す様子に似ているからなのですにゃ。

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Q7

盗賊が出てくるお話のことを「白浪物」と呼ぶんだにゃ!ちなみにこの読み方は「はくろうもの」ですにゃん。

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Q8

歌舞伎のかつらの一つに毛が爆発したようなパンクヘアの「百日(ひゃくにち)」という名前のかつらがあるんにゃけど、それは役の強さや、恐ろしさを表現しているんにゃよ!

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Q9

歌舞伎のお芝居で良くでてくる「トンボ」とは、昆虫のトンボを表現した小道具のことですにゃん。

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Q10

歌舞伎座にもある絵看板。芝居小屋の絵看板は、鳥居清元という人が描いた元禄年間から始まって、その歴史は300年以上あるんですにゃ!

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